勉強会

2013年夏期講習会に行きました(2)

ことしの夏期講習会、2日目の日曜日に
参加しました。
記事「~行きました(1)」に続いて、午後からの内容を
メモしたいと思います。

◎行之行台子(副会長の舞台)
 待ちに待った...台子のお点前
 まるで計ったように、毎年、これから教えていただくお点前が
 講習会の舞台で披露されるのって、すっごく不思議♪
 ...で、台子はとってもたくさんの所作からできているので、
 別記事にて紹介いたします。お稽古編も含めて...

◎茶杓を拭く(おさらい)
 教場長先生がご教授くださいました。PCでパワーポイント
 とか使いながらご講義♪ご説明もとても噛み砕いてくださり
 わかりやすかったです
 ※茶杓を上手に拭くには、帛紗を左手にぴったり添わせるように
  するとよい。そのよい形を得とくするには、よい形で拭いた手を
  そのまま開いて、どんな形で手のひらにのっているかを観察。
  帛紗をたたんだら、その「よい」形で手のひらにのせるように
  注意すると、うまくふけるようになるようです。
 ※平点前等では、帛紗で3回拭くが、そのタイミング(スピード)が大切
  一度目:帛紗のタタミ目奥の方で拭く。すぅぅぅ。ゆっくり。
  二度目:茶杓の両脇を帛紗の端で下から、節まで拭いて
       飴をねじるようにぐ~っと帛紗を左横にねじってカイ先まで
       拭く。すぅぅっ。一度目より少し早め。
  三度目:一と二の間(帛紗の真ん中)で軽く拭く。すぅぅ。
  ⇒帛紗はしっかり四指の先まで意識してしっかり持つ。
   節では帛紗を持つ親指を少し緩めるだけ。節を超えたら
   またしっかり帛紗を持つと意識する。
 ※カイ先まで拭いたら拭きぬくのではなく、左横に帛紗をはずして
   茶杓脇をつかず離れず、拭き始めの位置まで戻る。
   ...これ、いつも先生から教わっていることだな~と再確認...
 ※茶杓は、左手親指のハラで押す...とテキストとかに書いてあるが
  この「ハラ」とは、親指先のハラだけではなく、親指の根元から全部
  の「ハラ」のことだそう。
Te2 この青い部分がそれ...

 
◎茶杓飾り点前
  小習の茶杓飾り、濃茶の点前をWd先生が舞台で♪
  憧れの大先生の舞台なので、とても楽しみにしておりました。
  期待以上に流れるような所作で、踊りの舞台のように華やかに
  しっとりと見えました。
  点前の前に、ポイントをしっかり教えていただけました。
 ※陰の所作で、水指、茶入を置き、点前に使わない茶碗に茶巾+
  茶筅を仕組んで持ち出し(これも陰)、水指前に座って膝前に
  これを置き、茶筅は茶碗右へ仮置き。茶巾を水指蓋に乗せ、
  茶杓を45度の角度で飾る(結び目向こう)。茶碗は持ち帰る。
  ⇒つい忘れちゃう...穂だしのときは結び目向こう、仕込みのときは
    結び目が上を向くように仕組む。
 ※茶杓飾りの時には、水指蓋は共蓋でもよい。
 ※古帛紗に載せた茶杓を左手のひらにのせ、右手で古帛紗と
  茶杓をささえて運び、水指右へおく。このとき、カイ先よりも
  おっとり側が古帛紗から出るようにするのがよい。
 ※点前をする茶碗に、仕服に入った茶入れを入れて
  そのまま水指前に飾る。
 ※建水の持ち出しからが、客前でのお点前になる。
  柄杓をひいて、総礼するときに、正客から「珍しいお飾りですが
  ご趣意をお聞かせください」と挨拶があれば「前席に飾った茶杓を
  初づかいしますので茶筅を改めました」と答える。
  (もっと丁寧におっしゃっていたようでしたが...概要...)
  このときの「初づかい」とは「披露する」という意味があるそうです。
 ※お茶を飲み終わって、拝見して、茶碗を戻しに来たお客様が
  自席に戻ってから、亭主は茶碗を取り込んでおられました。
 ※お仕舞いでは、茶杓の片付け方として、古帛紗を出し、建水を
  引き、帛紗をたたんでから(茶入れ上から)茶杓を取って拭き、
  古帛紗上へ最初のようにかざります。
 ※拝見は、水指が下がってからするようです。
 ※拝見品を持ち帰るとき、大切な茶杓は下へ置かないように
  キヨウ扱いをします。仕服をたてに持って(紐が左)その上に
  茶杓を載せます。茶道口で挨拶をするときには、茶入れの
  横に、仕服にのせたままの柄杓をおきます。
 濃茶、いろいろ忘れていることあり。時々おさらいしなくっちゃ...

◎麗澤棚(りたくだな)点前
  麗澤棚は、仙翁会長が考案されたお点前だそうで、立礼の
  お点前に用いられます。扇形のように広がった大きな棚の
  点前席から見て右に釜、左に水指を。二つの水を二つの澤と
  みなす。中国の古典から、麗澤:二つの澤がお互いを潤しあう
  こと。すなわち、学友が学び合う様を言うとのこと。
 ※麗澤棚では、茶碗、水次、拝見等は棚に向かって左側から
  (お点前さんが)出入りし、建水の出入りは向かって右側からする。
 ※総礼などの挨拶は、全員で立ち上がってする。
 ※お点前は、普段より体を起こしてすると、堂々と見えてよい。
 ※茶碗をしまっておく棚もあるので、正客へお茶をたてたあと、
  次客用の茶碗を出して、お茶を点てる。全体には、重ね茶碗と
  同じような対応となる。
 ※大寄せの茶会などで、まだ茶を飲んでいるときには、挨拶時に
  立たなくてもよいとのこと。
 お茶会では、何度か「麗澤棚」のお点前でいただきましたが、お点前
 はざっくりとした流れしかつかめませんでした。細かな技が、そこ
 かしこに隠れているような「近代的(?)」なお棚だなと思います。

こうして、とても充実した講習会が終了し、帰路につきました。
お散歩しながら帰ったことは、前回の記事に書きました。
来年の講習会のあと、いつも会場となっていた「日本青年館」が建替えと
なるようで、来年の講習会が、いつもの会場での最後となるようです。

少し寂しいような気がしますが、もう既に、来年の日程が決まっていたのに
びっくりしました!来年は8月最初の週末

2013年夏期講習会に行きました(1)

ことしの夏期講習会、2日目の日曜日に
参加しました。基本的な内容から、台子まで
いろいろ勉強させていただきました。
ざっくりとご報告。ご参考になることがあるとうれしいです
★先生からコメントをいただいたので、該当箇所に赤字で
 挿入してみました。まだまだ勉強不足、ごめんなさい!m(__)m
 先生、ありがとうございます♪(このマークです♪

◎茶道具について(副会長の講義)
 茶道具を、茶人は道具として使い、学芸員(?)は美術品として扱う。
 その価値観の違いや、茶人として「もてなす」ということにおいての
 茶道具の意味など、お話くださいました。

◎茶碗、棗の扱い(テキストブックの見方)
 - 茶碗は、その成りをきれいに見せるように持つ。手のひらをべったり
  茶碗につけるのでなく、高台横を四指でしっかりささえ、口造りに
  親指をかけ、茶碗と手のひらのあいだの空間を空ける。
  茶碗の正面が変わらないことが大切♪
 Image62_2 茶碗の部分名称は左図

 - 棗の扱い。運ぶとき「半月に持つ」とは、上から見たときに
  手のかかっていない部分の棗が半月になるようなイメージ。
 -置いてある棗を持つときは5指をそろえて棗右向こう斜めから
  近づけ、夏目に触れたら親指を割って持つ。(水指前から膝前へ移動時)
 -棗を吹くときの持ち方もおさらい。照らし方。棗を持ち上げるとき、
  照らすときには、棗の重さを感じるようにする...。う~ん、深い...
 -棗の拭きかたを詳しくご教授いただきました。蓋上を向こうこっちと
  丸く吹くときは、同じ場所は拭かないように、帛紗のあつみ分、ひかえ
  てふく。
 -帛紗を開いて拭くときの、帛紗の載せ方、載せる方向、
  手を開いて押す=帛紗を手に沿わせること。右方向に手のひらを
  移動させて拭くときの方向や手の所作を詳しく確認。
 ※これを習得すれば、棗の拭き方はばっちり!!

◎結び帛紗花月(舞台) ★先生訂正入り★
 これは「濃茶付花月」のような付き物ではなく、亭主の帛紗を
 客含め、皆で使う七事式。(気になるポイントだけメモ)
 私たちもお稽古してみましたが、先生方の所作はぴったりそろって
 とても美しかった♪そして、スピードがありました...
 -帛紗は、亭主が建水を運び込んだときに、腰からとって結び、
  建水の左側においておく。
  先生コメントより
   最初亭主は帛紗を結んだ状態にして建水と一緒に持出します。
   (建水の右側に置く)

  40 (以下、写真はお稽古のときのものです...)
 -亭主が道具を運んでいる間に、客は小間に入るが、次客以降は
  前客が小間に一歩踏込んだあたりで次礼をしていました。
  八畳から前の畳に入ることは「四畳半につめる」と言います。
 -初花の人が替札を持って建水横に座り、立ち上がるタイミングで
  初花より下座の客は一緒に立って、席を上がり、詰めます。
 -初花の人は、小板右端から札ひとつあけて、替札を置く。
  初花以降の人は、建水上(下)に帛紗がたたんであるので、

  49帛紗に札を置く。
  ふくさの上に替え札を置くのは、初花が客で、建水の上にふくさが
   於いてある場合のみ。
   初花が亭主で、ふくさが建水の後ろに置いてある場合は、替え札は
   初花の人と同じく小板の右隅に置きます。

 -点前座で役札が当たった場合、箱にして(替え札を所望)出し、
  自分はいったん仮座へ戻って、箱にした折居を待つ。
  51_2
  点前座で役札が当たれば必ず替え札請求で、折居を箱に
   するのは正しいですが、仮座に戻ってお茶を飲むのは「月」の
   場合で、「花」の場合はお点前を続けます。
  最後に「月」が点前座で当たった場合は、自服のやり方で
   点前座でお茶を戴きます。

 -お仕舞いは、折居の角(すみ)をかけて(つまり斜めにして)回す。
  このとき、仕舞う人が仕舞い花。
 -角がかかったときは、折居が定座に戻ってから、月(お茶を飲んだ人)が
  茶碗を返します。月の人が元の席に戻ったのを見て、仕舞い花の人は
  茶碗を取り込み、総礼。
 -総礼が終わったら、座変わり(始めの席へ戻る)します。
 -仕舞い花が、お仕舞いの所作の中の茶杓を拭くとき。まず、建水を
  ひいてから帛紗をとってたたみ、茶杓をとって、拭く。
 -ひととおり片付いたら(仕舞い花の人)は、建水、柄杓、蓋置きを
  もってそのまま後ろへ4歩下がる。建水を置いて、帛紗は結んでおく。
  棚のない場合は仕舞花は建水の横に帛紗を置いて帰りますが、
   そのたたみ方は草のふくささばきで、茶杓を拭く形で置きます。
   (棚の場合は結びます。

 -亭主が片付けるときは、建水横に座り、帛紗は腰につけ、
  建水と柄杓、蓋置きを持って下がる。
 -亭主が茶碗を片付ける頃、正客は折居を返す。
 -水指を下げに点前座に出てきたタイミングで、折居側に向いて
  (亭主が)すわり、一同、総礼。亭主は折居を懐に入れ、
  水指側に向き直って水指を持って帰る。
 -亭主が水指を持ってたつと同時に、連客は立って、8畳に下がる。
 -亭主、送り礼に出、全員で総礼のあと、茶道口から出たタイミングで
  連客が扇子を持ち、そろって立ち上がって退出する。
 ※お稽古では、棚を使ったケースをたくさん練習しました。

というわけで、講習会ではここでお昼休憩Zzzz
  八竹さんの茶巾すしをいただきました♪おいしかったぁ~ん。
  おいしすぎて、撮影を(また)忘れちゃいました...

 夏期講習会の午後の部は、
 ・行之行台子点前
 ・茶杓を拭く(おさらい)
 ・茶杓飾り点前
 ・麗澤棚(りたくだな)点前

 を拝見しました。麗澤棚以外は、お稽古でおさらいしていたことも
 あって、今回は本当に今までになくじっくり拝見でき、充実して
 いました。
 ちょっと長くなるので、午後の部はまた別の機会に!

 実は帰りに、みなさんで2駅ほどぶらぶらと歩いてみました。
 とても久しぶりの表参道なつかしいところと、Hillsができて
 ずいぶん変わったなというところと両方。とってもたくさん
 人が出ていましたが、小さなお子さんを連れたご夫婦が
 とても目について、雰囲気変わったな~と思いました。
 
 でも、とっても楽しかったぁ!で、
 会場最寄の外苑前から、表参道、明治神宮前までで
 立寄った店いろいろ...メモ

http://www.benjerry.jp/
アイスクリームの Ben&Jerry's
開店から1年半くらい?チェリーガルシア おいしかった♪

http://ooedokazuko.ooedo-group.com/
大江戸和子 (和小物のお店)
メトロ明治神宮駅の少し手前、地下1Fにひっそりと..
トンボ玉のかんざし♪ステキなのあったな~。
アンティークな雰囲気がステキでした

http://www.omotesandohills.com/
表参道ヒルズ
ちょっとぶらぶら

http://www.harrywinston.jp/
ハリーウィンストン
ちょっとウィンドウショッピング

※ステキな輝きに、思わずウィンドウディスプレイに
 かぶりついちゃいました!恥ずかしい姿、お見せしたかな?ご容赦...

夏期講習会に行ってきました

日曜日に神宮球場近くにある『日本青年館』というところで
毎年恒例の【大日本茶道学会 第93回 茶道夏期講習会】が
開催され、Y先生とご一緒させていただきました!

Photo

今年も大ホールいっぱいの参加者があつまりました!
内容については撮影できないようですので、開幕前の
景色だけ...  まずはご覧ください
(ちょうど1階席のド真ん中あたり、み易いお席でした) 

Photo_2

今年は2日目の25日に参加しました(上の写真はチケットと
いただいたオヤツ♪)

内容は以下でした。

 午前:
  一.七事式 遅月を学ぶ
  二.麗澤棚の活用

 午後:
  三.台子十二伝 草之真行
  四.小習 茶筅飾り(濃茶)左勝手の場合
  五.中伝 盆点の要点
  六.七事式 新茶カブキ

Photo_3

まだまだペーペーの私には、ちょいと高度な内容でしたが、
特に印象にのこったことが3つありました。

まず、最初の「遅月」の舞台に、お話をしたことのある先生方が
何名か出演されており、思わず「あ~~っ、知っていいる方々が!」
と叫んでしまいそうになりました。花月などに比べるとより複雑で
したが、要所要所で「スロー再生」のような方法で初級者向けの
解説をしてくださって、わかりやすかった(覚えたかは聞かないで~)
です。

次に、中伝 盆点の要点」です。盆点前のためのお盆の扱い
についての割り稽古だったようですが、出演されたW先生の所作の、
なんと美しいこと...
 ・ お盆を持って、位置をちょっと変える
 ・ お盆の向きを変える
 ・ 袱紗をたたんでお盆を拭く

それだけだったように記憶しておりますが、なんだか天女様の
動きのように見えたのは、わたしだけでしょうか...(イチコロでした)

3つ目は、「七事式 新茶カブキ」を始めて見たこと。
本部の男性研究科の方々(男性8名くらい)がなさった、
要は濃茶のテイスティングゲームのようなものです。
達人!といった風の5名のお客様方が、5種類の濃茶を
それぞれテイスティングして、銘を当てるらしいのです。
半東さんが淡々と準備を進め、亭主役の方が淡々と濃茶を

練り、お客様方た淡々と飲み、それを書記役の方が淡々と
記録する... 雅な風情のある遊びだな~と、その昔に
思いを馳せました。女性の先生方の華やさとは対照的に、
重厚な趣のある舞台(?)でした。

さて、毎年会場ではたくさんの書籍やお道具が
販売されており、お昼休みに見てみました...

茶入れ(肩つき)をいくつか見たのですが、サーモンピンクの
仕覆にからし色の紐の...結構素敵だったな

会場では、仙堂副会長さんの最新著「茶の湯名言集」文庫
などが大人気。閉会のご挨拶でひとこと紹介されて、
面白そうだったので、私も購入してまいりました...

このあと、別記事にて、茶道に関して最近読んだ本などを
ご紹介いたしたく...

※いろいろあって、発行が遅れてしまいました...

たくさんのお点前が拝見できる、正しい(美しい?)所作を
解説を受けながら拝見できる機会は、とても貴重な体験だと
思います。

よい影響をたくさん受けて、飛躍的に成長!な~んてことが
奇跡的に起きることを祈って...いえいえ、精進精進っ  

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