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交流茶会(近所の大学)...報告...

今年ももうすぐ終わります...クリスマスのこの時期、
毎年恒例、近所の大学の茶道サークル主催の
お茶会がありました。

残念ながら、私、足のギプスが取れず、今回は指をくわえて(?)...
いたのですが、なんとLINEで(参加した)みなさんからタイムリーな
情報が届きました!!!本当にありがたいです。(TT)感涙

先生はじめ、チ~ムYt、ステキですっ! 

今回、写真といただいた情報から、
 想像を膨らませてみたいと思っております♪

Img_2999_2 Img_3001
まずは、先生のお着物姿ワインカラーがす・て・き

Img_3005
これ、昨年の交流茶会のときにも紹介しましたが...実は、
御簾(みす)ではなくて、几帳(きちょう)というらしいです。
「平安時代以降公家の邸宅に使われた、二本のT字型の
 柱に薄絹を下げた間仕切りの一種 」だそうで、平安の
貴族のお嬢様方を外部の視線から守ったり、荷物をこれで
隠したり...ということです。(うちも一つほしいな...

お茶会では立礼席での薄茶と、和室の濃茶の2席があったようです。

◆薄茶席のしつらえの写真をいくつかいただきました♪

Img_3002
この日のしつらえ...御園棚に富士釜。
水指は宝尽くしの絵柄が描かれている「砂金袋」
という形らしいです。お部屋がゴージャスですが
お道具も負けず、華やいでいますよね~♪

お茶碗、右の赤楽は当代吉向釜の作。
吉向さん初代は、加藤清正公のご家来だった方で、
当代は7代目になるとのこと...

蓋置、写真では少し暗いですが、浅黄交趾の笹透し。
真葛焼。

Img_3006 Img_3008
室内の設えがまたステキ♪

香合が「長ぐつ」。クリスマスのお茶会らしいですね...
部屋の飾りがほんのりあたたかい灯かりを蓄えた
大降りのリースのような...  見とれてしまいます。

Img_3004 柱のリースや花...
歴史ある洋室のガラス戸から入る淡い
光と、洋風の設え。御園棚のとりあわせが
古くて新しい不思議な感覚です。。。

◆濃茶席はさすがに撮影できないですね...
  それにしても、先生のご記憶はすごい!

お軸:無事是貴人
茶入:瀬戸
仕服:藤種緞子
茶杓:大亀和尚 銘は長生き
茶碗:正客 黒楽 慶入
    次客 伊羅保
    三客 黒楽 吉向
    四客 赤楽 青子
    五客 黒楽
水指:朝日豊斎(松林豊斎)作
棚  :日月棚 ※(下記)
花  :椿、野菊 花器:古銅

お軸の「無事是貴人」は『臨済録』にある有名な語で、
歳末が近づくと、お茶席で重用されるお軸のようです。
一年間、たいした災難にも遭遇することなく、無事安泰に
暮らせたという喜びと感謝の念を表わすと同時に、師走
しわすといわれるほど忙しい年の瀬であっても、決して
足もとを乱すことなく、無事に正月を迎えられるように
と祈って使用するようです。(下記 臨済禅ネット 参照)
http://www.rinnou.net/cont_04/zengo/051201.html

お茶碗は楽が多かったのですね。下記する「楽吉左衛門」さん
有名ですが、薄茶席にもあった吉向さんや青子さんも
名の通った楽の陶工さんだそうです。。。

※先生情報では、茶碗の印は、高台横に押されて
  いるものが多いのですが、今回の慶入さんの黒楽
  は見込み(茶碗の茶溜りの上あたり)に印があったとか...

ここで、少々「楽焼」情報!(すべて、ネット検索情報で...すみません(^^;)
千利休さんが[長次郎」さんという陶工といっしょに作られた「楽」茶碗。
千家十職のひとつ「楽 吉左衛門」というブランドで代々お茶碗を作られて
いるのですが...慶入さんは、その11代目、江戸後期から明治の陶工さん
です。楽家の代々の名前がおもしろくて...ちょっと下記します。

(初代)長次郎→(2代)楽吉左衛門・常慶→(3代)道入→(4代)一入
→(5代)宗入→(6代)左入→(7代)長入→(8代)得入→(9代)了入
→(10代)旦入→(11代)慶入→(12代)弘入→(13代)惺入
→(14代)覚入→(15 当代)吉左衛門

詳しくは、下記ページを参考にしました。
http://www.raku-yaki.or.jp/history/successive.html#h_21

ちょっとメモ:
 5代目宗入の従兄弟にあたり、尾形光琳を次兄に持つ
 尾形乾山さんは、野々村仁清に陶技を師事し、華やかな
 色絵で大変な人気となったようです。京都の呉服屋さんの
 三男さんだったのですね...
 一方宗入さんは、利休さんや、初代長次郎さん寄りの侘びの
 世界を追求され、乾山さんとは対照的だったようですね...

  乾山さん、仁清さん、私の知っている数少ない陶工さんの
 名前なので...ついちょっとメモ。

お茶会にうかがって、「あ、それ知っている作者だ~!」となると
なんだかすっかり知っている気になってしまう自分ですが...
実は、いろんなすばらしいお道具を、大切に大切に使って、
伝えて、長い年月が経ってきたこと、それを感じられるお席に
うかがって共有できることが、ものすごいことなのだと...
たくさんの方々に感謝ですね~~~。

ここ数年、クリスマスはお茶会...というのが恒例になっていました。
この設えに、大学生のお嬢様方の振袖姿。賑やかだったでしょうね~♪
夢に出てきそう

私たちもいつか...ですねぇ~ (* ̄ー ̄*) 先生

※日月棚の掲載されているステキなページがありました。
  http://mikiocha.jugem.jp/?eid=90

 

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コメント

楽家3代目・9代目漢字が、、、
どうぞご訂正くださいませ~

あ゛~~~~っ!!

これはまずいです...
せんさ様...ありがとうございました。

ご入力チェックが足りませんでした。
関係各位様、平にごようしゃをっ

(´Д`;≡;´Д`)

m(__)m

早速訂正ありがとうございました。

今回は立礼席は亭主・お点前とも男子学生・OBがしてくださいましたので、
振り袖姿は残念ながら拝見できませんでしたが、
きりりとした素敵な時間でした。

濃茶席の和室と寄付きは女性で、OGの方たちの臨機応変なさすがの対応に
素晴らしいわねぇと感心させていただきました。

にぎやかに社中で伺う事が出来ましたので、
とても楽しい茶会でした。

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